不動産ニュース / 開発・分譲

2015/6/4

ニューヨーク・プラザ地区の再開発事業に参画/東急不動産

「425パーク・アベニュー」完成イメージ
「425パーク・アベニュー」完成イメージ

 東急不動産(株)は4日、同社の米国子会社「Tokyu Land US Corporation」を通じ、「425パーク・アベニュー」(ニューヨーク市プラザ地区)の再開発事業に参画すると発表した。米国における同社の事業としては過去最大規模。

 計画地は、厳しい開発規制などからフルブロックでの新規オフィス開発が行なわれてこなかったプラザ地区内の、ビジネス・商業中心エリアであるパーク・アベニューに面した立地。ニューヨーク市とニューヨーク都市圏で商業用不動産を所有管理している不動産会社のL&Lホールディングス社、および不動産投資顧問会社のグリーンオークリアルエステート社が推進している再開発計画に、共同ディベロッパー・共同投資家として参画する。

 敷地面積約2,600平方メートル。建物賃貸面積約6万4,000平方メートル。鉄骨造・地上47階地下2階建ての事務所・店舗の複合ビルを再開発する。香港上海銀行やアップル社の新本社のデザインなどを手掛けたノーマン・フォスター氏を設計に起用。セットバック部分の12階と26階にはテラスを設け、26階には、入居企業の社員や来客者が利用できる専用アメニティフロアを設置する。
 
 仕様・設備において環境負荷に配慮し、米国グリーンビルディング協会のLEED認証のGOLDを取得するほか、セキュリティおよび技術インフラを整備し、ニューヨーク市で初めてWELL認証を取得する予定。

 竣工予定はは2018年。

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