（独）都市再生機構（UR都市機構）は8日、「アクティ目黒駅前」（東京都品川区・目黒区、総戸数234戸）と「シティコート目黒」（東京都品川区、484戸）の賃貸住宅事業を実施する運営事業者の募集の開始を発表した。品川シーサイドビュータワー（東京都品川区、805戸）に続く第2回目。
両物件の空家住宅を一括して同機構から借り受け、民間賃貸住宅として入居者を募集し、家賃等の収入を得るとともに、物件全体の修繕・維持管理を行なう事業者を募集する。決定した事業者に対しては、同物件の譲渡に係る優先交渉権を付与する。運営事業開始は2016年2月1日、運営期間は同年2月1日～26年1月31日までの10年間。
募集要領は15年6月9～19日までの土、日、祝日を除く毎日午前10～12時、午後1～5時にUR都市機構東日本賃貸住宅本部にて配布する。申込受付期間は15年8月25～27日。
応募した事業者の資力・信用力・実績等について審査を行ない、事業適格者とした事業者を対象に、同物件に係るリース料の入札を実施、改札の結果、有効な入札を行なった者の中で機構があらかじめ定めた予定価格以上、かつ最高価格で入札した事業者を落札者として決定する。開札日は9月7日、協定締結は9月下旬を予定。
同機構では、15年度は2,500戸程度について運営事業者の募集を行ない、年度末までに第3回目の公募を行なう予定としている。
