伊藤忠アーバンコミュニティ(株)は9日、BCP活動の一環として、関東から東海一体に震度7弱の地震が発生したことを想定した災害対策訓練を実施した。
同社では2012年より毎年、東京本社を含む首都圏6拠点で首都圏直下型地震を想定した災害対策訓練を実施している。今回は、関東一円を含む本社機能がダウンしたことを想定し、西日本支社が本社に代わって災害対策本部として活動するための訓練として行なったもの。
災害対策本部では役割ごとに班分けし、社員の安否確認、建物被害の状況確認、備蓄品の確認、衛星電話を利用した関東・東海地区の災害情報収集等も行なった。本社の被災状況の確認や安否確認等がスムーズに行なわれ、想定よりも早い時間内で訓練を完了できたとしている。
同社では、今後もより災害対策・BCPの強化に取り組んでいく考え。