不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2015/6/16

1口当たり分配金は2,605円。稼働率は次期早々に回復見込み/IOJ15年4月期決算

 インベスコ・オフィス・ジェイリート投資法人(IOJ)は15日、2015年4月期決算を発表した。

 当期(14年11月1日~4月30日)は、営業収益30億900万円(前期比57.4%増)、営業利益13億900万円(同36.5%増)、経常利益11億2,800万円(158.5%増)、当期純利益11億2,700万円(同159.1%増)、1口当たり分配金2,605円(同1,600円増)。前期の実質的資産運用期間が148日であったたため、前期比では大幅な伸びとなっている。

 前期に取得した5物件(取得価格合計786億4,800万円)の運用に注力。期末のポートフォリオ稼働率は、大口テナントの退去があったために89.2%と落ち込んだが、すでに新たな賃貸借契約を締結しており、次期となる7月1日時点で97.9%に回復する見込み。
 期中、資金調達も行なわなかったことから、出資総額430億700万円、発行済投資口数43万2,680口。LTV(有利子負債総額が試算総額に占める割合)は45%。

 次期は、営業収益38億4,700万円、営業利益14億4,700万円、経常利益11億4,300万円、当期純利益11億4,100万円、1口当たり分配金2,105円を見込む。

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