(株)日本ハウスホールディングスは16日、2015年10月期第2四半期決算説明会を開催した。
当期(14年11月1日~15年4月30日)は、連結売上高216億6,200万円(前年同期比7.1%減)、営業損失1億8,700万円(前年同期:営業利益9億800万円)、経常損失3億3,800万円(同:経常利益7億3,200万円)、四半期純損失3億7,900万円(同:四半期純利益5億9,900万円)。住宅事業において、期首受注残高が前連結会計年度比で36億7,400万円減少したことから、減収減益となった。
下期については、日本ハウス事業部として、つくば営業所を設立するなど、営業力アップに注力するとともに、木造注文住宅檜の家「やまと」シリーズや木造提案住宅「J・ステージ」シリーズ等を中心に商品力を強化していく。
また、マンション・マイタウンプロジェクトとして「ワザック西大島」(東京都江東区、総販売戸数56戸)を着工予定の他、ホテル事業では4月に「ホテル森の風 立山別荘『四季彩』」(岩手県岩手郡)をオープンした。
単体として受注予想は受注高401億円(前期比2.9%増)、受注棟数1,220棟(同3.1%増)を見込み、連結業績予想は売上高525億円(同0.5%減)、営業利益49億円(同18.4%増)、経常利益46億円(同23.0%増)、当期純利益41億円(同17.7%増)を見込んでいる。
説明会において、同社代表取締役社長の成田和幸氏は、「ホテル事業では新たなプロジェクトの予定もある。グループ全体、社員一丸となり、売上高1,000億円を目指していく」等と話した。