不動産ニュース / 開発・分譲

2015/6/18

台湾で現地法人とJVによるスマートマンション着工/パナホーム

「中山北路」外観イメージ
「中山北路」外観イメージ

 パナホーム(株)は18日、台湾で総合建設業を行なう現地子会社パナホーム台湾(株)と、同社がパートナーシップを結ぶ現地のディベロッパー松助開発建設股份有限公司で開発している分譲マンション「中山北路(ゾンサンペールー)」(台湾・台北市、総戸数62戸)を着工、先行販売を開始した。
 パナホームが自社資金で建物を設計・施工する物件は、海外では初となる。

 敷地面積は約494平方メートル、延床面積は約4,875平方メートル。鉄筋コンクリート造地上13階地下3階ペントハウス3階建て。
 
 台湾では、簡単な内装の建物を購入後、購入者自らが内装の設計・施工業者を探し、住まいを探すことが一般的。同社では2015年4月に内装施工会社のパナホーム台湾レジデンスを吸収合併することで、ディベロッパー(事業開発)、建物(施工)、内装(設計・施工)、アフターサービスまでを行なう一気通貫体制を構築していることから、マンション購入者の二次内装についても積極的に提案していく考え。

 また、マンション向けに最新のパナソニック製品をパッケージ化して提案。共用部にはセキュリティカメラを含むホームオートメーションシステムを導入する。さらに専有部には空気の質にこだわった全熱交換換気システムの他、HEMSも導入したスマートマンションとする。

 専有面積は約40~47平方メートル。間取りは1LDK。

 竣工は17年6月の予定。

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