(一社)日本住宅リフォーム産業協会(JERCO)は23日、メルパルク東京(東京都港区)で総会を開催した。
総会では、第6期(2014年4月1日~15年3月31日)事業報告および決算(案)を承認。併せて、第7期(15年4月1日~16年3月31日)事業計画および収支予算(案)を可決した。
今期は、「消費者への情報提供」「会員企業のレベルアップ」「住宅リフォーム業界との連携」「組織体制の強化」を事業方針として掲げ、安全・安心を基本に「快適で、満足度の高い、感動を与えるリフォーム」を提供することにより、住生活における社会貢献を果たしていく。
具体的には、13年9月に設置した住宅リフォーム相談「コレカラ」の活用や、全支部にて10月18日に実施する消費者向けイベント「ジェルコデー」を展開することで、消費者に情報を提供。会員企業のさらなる品質向上を推進すべく、「ジェルコ・リフォームアカデミー」ベーシックコースを引き続き実施する。今年度は、同アドバンスコースも開講、経営マネジメントや実務、リフォームの性能向上となる知識の履修により、独自の資格制度の設立を目指す。
総会の冒頭挨拶した同協会会長の中山信義氏は「地方行政と連携し、消費者向けセミナーを開催することで、リフォームの素晴らしさを伝えるとともに、悪徳・悪質リフォーム業者の排除に努めたい。今年度は優良会員を増強し、会員数1,000社を目指す」などと話した。