不動産ニュース / その他

2015/7/9

「業界の垣根超えた連携を」/ジャーブネットが全国大会

「ホームビルダーにより豊かな暮らしを提案していきたい」と話す宮沢氏
「ホームビルダーにより豊かな暮らしを提案していきたい」と話す宮沢氏
「全国ビルダー優秀賞」や「全国お客様支持優秀賞」等、多様な表彰がなされた
「全国ビルダー優秀賞」や「全国お客様支持優秀賞」等、多様な表彰がなされた

 (株)アキュラホームが運営する工務店ネットワーク・ジャーブネットは9日、ホテルイースト21東京(東京都江東区)で「第16回目ジャーブネット全国大会」を開催。全国から800名以上が参加した。

 大会に先立ち開催された記者発表会では、同ネットワーク主宰の宮沢俊哉氏(アキュラホーム代表取締役社長)が2014年度の実績と15年度の方針を説明した。
 アキュラホームの14年度の実績は、注文棟数1,459棟・引渡棟数1,386棟となり、売上高は349億円(前期比11.9%減)、営業損失は2億円(前期:営業利益8億円)、経常利益は8億円(前年同期比14.2%減)、当期純利益は2億円(同46.4%減)。消費増税に伴う反動減の影響により13期ぶりに引き渡し棟数が減少したため、減収減益となった。
 ジャーブネットの実績は、注文棟数6,711棟(同7.3%減)、会員数298社(同6.97%減)となり、いずれも微減したものの1社当たりの注文棟数は22.0棟(前年:22.1棟)と、20棟以上を維持した。

 15年度は、(1)垣根を越えた連携、(2)永代家守り・暮らし守り・地域守りの推進、(3)安定経営の基盤構築とさらなる発展、を重点施策として策定。住まい手と作り手による住宅建材・設備の開発を推進するともに、住まいの手入方法等についての講座等を開催していく考え。また、営業利益1億円・受注100棟を目標とする企業経営塾「新生ビルダー塾」の第2期をスタートする予定。宮沢氏は、「工務店とハウスメーカーの良さを合わせ持ったホームビルダーが、業界を問わず連携していくことで、日本の住まいづくりを良くしていきたい」等と話した。

 全国大会では、優秀会員表彰の他、東京大学名誉教授・内田祥哉氏を招いてのシンポジウム等も開催された。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。