不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2015/7/13

在庫の販売価格見直しが起因し、利益大幅減/ウッドフレンズ15年5月期決算

 (株)ウッドフレンズは10日、2015年5月期決算を発表した。

 当期(14年6月1日~15年5月31日)は、連結売上高274億3,200万円(前期比6.9%減)、営業利益6,800万円(同92.0%減)、経常損失1億5,000万円(前年同期:経常利益5億6,000万円)、当期純損失4億600万円(同:当期純利益1億8,500万円)。

 主力の住宅事業については、前期に生じた職人不足による施工現場の混乱が終息し、生産が計画的に行なえるようになったことに加え、営業面でも顧客情報管理の高度化を進め、科学的手法による営業管理を定着させた。その結果、販売戸数611戸(前年同期比3.4%減)となり、売上高249億6,400万円(同0.5%増)となったが、増加した在庫について販売価格を見直したことが起因し、営業利益は1億5,000万円(同85.3%減)となった。

 AM事業については、ゴルフ場ならびに公共施設の運営管理および施設管理の業績が概ね計画通りに進捗し、売上高15億7,800万円、営業利益3億9,700万円を計上した。

 なお、次期は連結売上高311億7,000万円、営業利益10億4,000万円、経常利益6億9,000万円、当期純利益5億3,000万円を見込む。

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