いちごグループホールディングス(株)は14日、2016年2月期第1四半期決算を発表した。
当期(15年3月1日~5月31日)は、連結売上高89億300万円(前年同期比36.4%増)、営業利益24億9,200万円(同11.5%増)、経常利益22億3,300万円(同8.6%増)、当期純利益23億7,500万円(同27.4%増)。
当期は、中期経営計画「Shift Up 2016」の完全実現に向け、不動産を中心とした成長投資の加速、いちご不動産投資法人の成長をサポートするための物件取得、保有、運用不動産のバリューアップ、クリーンエネルギーにおける太陽光発電所の事業化推進によるストック収益の拡大等に取り組んだ。
セグメント別では、アセットマネジメントにおいて、いちごリート投資法人の物件取得にかかるフィー収入が増加。売上高は17億3,800万円(同29.1%増)、セグメント利益は8億7,500万円(同207.0%増)を計上。
不動産再生事業は、前連結会計年度に取得した物件が寄与し、賃料収益が増加。一方、物件売却については、同四半期累計期間では、いちごリートに対するスポンサーサポートとしての物件売却が中心となったたため、売上高は69億8,900万円(同32.2%増)と増加したものの、セグメント利益は15億7,200万円(同27.4%減)となった。
通期は、連結売上高450億円、営業利益117億円、経常利益102億5,000万円、当期純利益91億5,000万円を見込む。