大手町・丸の内・有楽町地区 公的空間活用モデル事業2015実行委員会は15年7月31日~16年3月31日の期間、国家戦略特区・エリアマネジメントに係る道路法の特例区域において、道路空間の活用拡大に係る社会実験「大手町・丸の内・有楽町地区 公的空間活用モデル事業2015」を実施する。
同エリアは、15年3月19日に「東京圏国家戦略特別区域計画」において、道路法の特例を活用し、イベントの開催時おけるカフェ・ベンチ等の設置等により、都心型MICE(Meeting、Incentive Travel、Convention、Exhibition/Eventの略)および都市観光の推進を図ると、位置付けられた。
今回の実証実験では、丸の内仲通り、行幸通り、行楽通り地下通路・広場、大手町川端緑道を対象に、同地区で働く23万人のビジネスパーソンや来街者に対して、道路空間を開放するもの。
期間中、丸の内仲通りを交通規制により歩行者に解放。移動式店舗やオープンカフェ、アート等を楽しめる空間とすることで、“アーバンカフェ”を創出する。
また、7月31日と8月1日には「街角に音楽を」と題したコンサートも開催予定。
さらに同事業では、MICEのイベントを積極的に受け入れるとし、多様な主体による文化とスポーツ発信イベント等を開催していく。