ハウスコム(株)はこのほど、2016年3月期第1四半期決算を発表した。
当期(15年4月1日~6月30日)の営業収益は21億3,700万円(前年同期比8.0%増)、営業利益は1億100万円(同207.8%増)、経常利益は1億200万円(同206.3%増)、当期純利益5,800万円(同371.2%増)となった。
当期は4月に大きく仲介件数が増加したことに伴い、手数料収入や周辺商品の取次手数料などが増加。5月からは一部の原状回復工事やリフォーム工事を内製化したことで営業収益の増加に寄与した。
一方で、費用面では店舗数の増加や人件費総額の上昇、一部工事の内製化に伴う費用の増加などを要因に営業費用が増加。なお、不動産賃貸仲介事業の営業収益は10億8,056万円(同109.0%増)、仲介関連サービス事業の営業収益は6億8,540万円(同103.3%増)だった。
通期については、営業収益91億2,000万円、営業利益6億5,400万円、経常利益9億5,300万円、当期純利益は5億6,200万円を見込んでいる。