(株)日住サービスは10日、2015年12月期第2四半期決算を発表した。
当期(15年1月1日~6月30日)は、連結売上高32億4,600万円(前年同期比3.5%減)、営業利益3億3,800万円(同16.3%増)、経常利益32億9,000万円(15.8%増)、当期純利益4億600万円(同17.8%増)であった。
不動産売上については、長期有料住宅仕様の建売住宅やリノベーションマンション販売に注力したものの、売上高は2億9,200万円(同33.3%減)、セグメント利益は100万円(同96.3%減)にとどまった
不動産賃料収入では、14年2月に取得した新築賃貸マンションのフル稼働、サブリース物件の増加、また、コインパーキングの新規受託に注力したこと等が寄与し、売上高は2億2,500万円(同4.1%増)、セグメント利益は1,600万円(同6.5%増)を計上した。
工事売上については、インスペクションの結果を踏まえた設備工事提案に注力したものの、消費税率引き上げ前の駆け込み需要があったことで取引件数、平均請負金額が前年比で減少したことにより、売上高は8億3,200万円(同14.8%減)、セグメント利益は2,700万円(同33.8減)。
なお通期については、同社子会社エスクロージャパン(株)の再編に伴い、子会社における将来減算一時差異のスケジュールを見直し、繰延税金資産を計上することとしたため、2月9日に公表した業績予想を修正。修正後は連結売上高67億8,400万円(前回発表比0.9%増)、営業利益5億1,600万円(同8.4%増)、経常利益4億9,300万円(同9.0%増)、当期純利益4億5,700万円(同84.1%増)を見込む。