不動産ニュース / 開発・分譲

2015/8/12

タイ・バンコクで新たに4,200戸分譲へ/三井不、三井不レジ

「Q Chidlom-Petchaburi」外観予想図
「Q Chidlom-Petchaburi」外観予想図
「Ideo O2」外観予想図
「Ideo O2」外観予想図

 三井不動産(株)、三井不動産レジデンシャル(株)は12日、両社の共同出資会社であるMITSUI FUDOSAN(ASIA) PTE.LTD(シンガポール、以下、三井不動産アジア)を通じて進めているタイ・バンコクでの分譲住宅事業を、さらに拡大すると発表した。

 現在、4物件の開発を推進しているが、それに加え、新たに5物件、約4,200戸の事業推進について、共同事業者であるタイの有力住宅ディベロッパーのアナンダ社と合意。うち「Q Chidlom-Petchaburi」(Qチットロム・ペッチャブリ、総戸数352戸)と「Ideo O2」(イデオオーツー、総戸数1,559戸)の2物件の販売を開始した。

 「Q Chidlom-Petchaburi」は、BTS(高架鉄道)「チットロム」駅から徒歩10分。敷地面積2,723平方メートル、地上42階建て。バンコクの主要商業エリアであるラチャプソン商業エリアやサイアム商業エリアに近接。計画地から最寄りの「チットロム」駅までのエリアは、バンコクでも有数の高級住宅街として知られる。屋上庭園やスカイプールといった多数の共用施設を備える。9月に建物着工、17年9月に竣工予定。
 「Ideo O2」は、BTS「バンナー」駅徒歩7分。敷地面積2万3,811平方メートル、34階建て2棟、33階建て1棟の3棟構成。バンコク南東部のバンナーに位置、BTSの延伸やバンコク国際展示場の開業を始めとする開発の進展により、将来性が注目されているエリア。大規模なガーデンやプールと言った共用施設や、建物基壇部に商業区画を設けることにより、生活利便性を実現、周辺物件の差別化を図る。16年1月建物着工、18年3月竣工予定。

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