不動産ニュース / その他

2015/8/24

新営業支援システムの導入等で、1,000店舗目指す/センチュリー21・ジャパン

「就任してからの加盟店訪問は100店舗となった。今後も続けていきたい」と話す猪熊社長
「就任してからの加盟店訪問は100店舗となった。今後も続けていきたい」と話す猪熊社長

 (株)センチュリー21・ジャパンは24日、青山ダイヤモンドホール(東京都港区)にて秋の戦略会議を開催した。

 同社フランチャイズサポート本部本部長の赤羽秀幸氏が2015年の上半期業績レビューを報告。当期(15年1~6月)の手数売上総額は236億3,400万円(前年比3.8%増)となり、順調に進捗した。首都圏では、千葉・埼玉が比較的好調だったものの、東京は前年並み、神奈川は微減となった。一方で、関西圏は62億3,800万円(同4.5%増)と、好調だった。既存店ベースでの売上高は217億1,800万円(同1.7%増)と微増した。

 続いて、同社IT企画部部長の五井哲司氏は、新たな営業支援システム「21CLOUD」の概要を説明。同システムは“ITに強いセンチュリー21”を目指すもので、物件管理と顧客管理を一元的にシステム化。各ポータルサイトへの連動性を向上させるほか、追客やリピーター創出への効果が見込める仕組みとなっている。15年末には開発を完了させ、16年6月には本格的なリリースを予定している。

 同社代表取締役社長の猪熊茂男氏は「不動産仲介フランチャイズの店舗数が全国でNo1となり、これをタグラインとして名刺などに印刷しPRできるようになった。また、今年も加盟店の研修を強化するなど、17年に1,000店舗を達成するための取り組みを行なっていく。激化する不動産流通市場において、立ち止まってはいけない。今後も新規ビジネスを検討するなど、挑戦を続けていく」と話した。

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