(株)ハウスドゥは25日、2015年6月期決算説明会を開催。同社代表表取締役CEOの安藤正弘氏が、今後の抱負などを述べた。
16年6月期以降は、ストックビジネスであるフランチャイズ事業やハウス・リースバック事業に注力。今後の成長ドライバーにしていく。FCは上場後の反響がとくに大きく、問い合わせ数が倍増した。直営店出店は控え、FC加盟店を積み上げ、18年6月期には560店舗(15年6月期:312店舗)達成を目指す。安藤氏は「上場によって信頼度が上がり、これまで異業種からの参入が3分の2を占めていたが、不動産業からの加盟が半分を占めるようになった」と述べた。
所有者から住宅を買い取り、元所有者に貸し出したまま売却を進めていくハウス・リースバックは、ストックの増加により、今期早々に損益プラスに転換し、収益に寄与する見込み。今期は毎月1億5,000万円から2億円ペースで取得を進めていく。「先般発表した中小企業向けのアセット・リースバックにも反響が出始めている。買取対象物件が拡大することでますます事業の発展が見込める」(安藤氏)とした。
なお、15年6月期の決算については8月17日付のニュース参照。16年6月期を初年度とする3ヵ年の中期経営計画については8月21日付のニュースを参照。