(一財)建築環境・省エネルギー機構(IBEC)は、住宅居住時のエネルギー消費を50%削減することを目指した住宅に関する「自立循環型住宅設計講習会」を、東京(9月4日)、大阪(9月2日)、名古屋(9月3日)、福岡(8月27日)で開催する。
同機構ではこのほど、2005年に発刊した講習会テキスト「自立循環型住宅への設計ガイドライン」を大幅に改定。最新の研究成果を反映し、2013年改正省エネルギー基準に対応した設計実務者向け書籍「温暖地版 自立循環型住宅への設計ガイドライン(予定)」として発行する。同書籍を使用した初めての講習会として実施する。
講習会では、新しいガイドラインに基づき、「自立循環型住宅が目指す室内環境性能」「設計プロセス」「自然エネルギー活用技術(通風・昼光利用・太陽光発電・太陽熱利用(蓄熱・屋根空気集熱・太陽熱給湯))」、「建物外皮の熱社団技術(断熱・日射遮蔽)」、「省エネルギー設備技術(暖冷房・換気・給湯・照明・家電・コージェネおよび水・ごみ処理)」「省エネルギー効果の評価と設計における活用」について、有効な省エネルギー手法とその効果を紹介し、省エネルギー住宅を設計する際のポイントや一次エネルギー消費量を用いた住宅全体のエネルギー消費量の計算方法などについて解説する。
詳細は講習会案内参照。