不動産ニュース / 調査・統計データ

2015/9/1

自分の実家、約3割が「将来、空き家になる可能性あり」と回答/アットホーム調査

 不動産情報サービスのアットホーム(株)は1日、「実家に対する思い」についての調査結果を発表した。実家が持ち家で、現在実家に居住者がいる、全国の30~40歳代の男女618名を対象に、インターネットによるアンケートを実施。調査期間は8月12~13日。

 「実家の購入時の価格を知っている」と回答した人は約24.9%と、約4人に1人の割合だった。現在、実家がどのくらいの価格になっているか知っている人は、一戸建てが13.0%、土地については14.5%、マンションが25.0%。

 実家の家や土地を「誰かが継ぐ予定がある」は33.2%で、41.9%が「誰が継ぐか未定」と回答。親に「継いでほしい」と言われたことがある人は17.5%と2割弱にとどまった。実家の将来について「自身の親」と話したことがある人は30.6%。「兄弟・姉妹」が20.1%、「配偶者」が27.7%だった。

 また、将来実家が空き家になる可能性について「ある」と答えたのは29.1%。その理由は、「今後誰も住む予定がないから」が61.1%でトップに。「自分も兄弟・姉妹も家を持っているから」(32.8%)、「老朽化していて住むには大幅な修繕が必要だから」(22.2%)と続いた。

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