不動産ニュース / 調査・統計データ

2015/9/11

首都圏の新築狭小一戸建て価格、三大都市圏で下落/東京カンテイ調査

 (株)東京カンテイは10日、2015年8月の主要都市圏・主要都市別の新築狭小一戸建て住宅平均価格動向をまとめた。調査対象は、敷地面積50平方メートル以上100平方メートル未満、最寄駅からの所要時間が徒歩30分以内かバス20分以内。木造で、土地・建物共に所有権の物件。

 首都圏の新築狭小一戸建ての平均価格は3,801万円(前月比2.9%下落)と反転下落した。土地面積が100平方メートル以上300平方メートル未満の新築一戸建て住宅の平均価格3,343万円より13.7%高額となっている。
 都県別では、東京都4,576万円(同1.6%下落)、神奈川県3,683万円(同 1.2%下落)、千葉県3,205万円(同0.7%下落)、埼玉県3,181万円(同0.7%上昇)と、埼玉県以外は下落傾向に転じた。

 近畿圏の平均価格は、2,965万円(同1.9%下落)と、再び2,000万円台に下がった。大阪府は2,929万円(同0.2%下落)、兵庫県は3,192万円(同3.7%下落)。京都府は2,909万円(同7.9%下落)と大幅に下落した。

 中部圏は3,104万円(同0.6%下落)となり、愛知県は3,166万円(同0.1%上昇)と、わずかに上昇した。

 主要都市別では、東京23区が5,162万円(同1.0%下落)で反転下落。東京都下は3,807万円(同2.4%下落)、横浜市は3,833 万円(同変化なし)。大阪市は3,332万円(同0.2%下落)、神戸市は3,396万円(同1.9%下落)、京都市は3,057万円(同8.6%下落)、名古屋市が3,386万円(同2.2%上昇)となった。

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