不動産ニュース / 開発・分譲

2015/9/16

グランドプリンスホテル赤坂跡地開発、タウンネーミング変更とロゴマーク策定/西武HD

名称を「東京ガーデンテラス紀尾井町」に改め、ロゴマークを発表。後藤社長は「歴史ある当地で新しい魅力を創出したい」と述べた
名称を「東京ガーデンテラス紀尾井町」に改め、ロゴマークを発表。後藤社長は「歴史ある当地で新しい魅力を創出したい」と述べた
開発中の「東京ガーデンテラス紀尾井町」全景(14日撮影)
開発中の「東京ガーデンテラス紀尾井町」全景(14日撮影)

 (株)西武ホールディングス傘下の(株)西武プロパティーズが東京都千代田区紀尾井町で進めているグランドプリンスホテル赤坂跡地開発計画「東京ガーデンテラス」が16日に上棟。同日、施設名称とロゴマークが発表された。

 開発地は、敷地面積約3万平方メートル。延床面積約22万7,200平方メートル、オフィス(24区画)・ホテル(250室)などからなる地上36階地下2階建ての複合ビル、地上21階地下2階建ての賃貸マンション(総戸数135戸)を建設するほか、旧李王家東京邸(旧グランドプリンスホテル赤坂 旧館)を保存・復元し、結婚式場として開業する。

 14年12月時点でタウン名称は「東京ガーデンテラス」と決定していたが、武家屋敷のあった由緒ある同エリアの立地特性を強調すべく「東京ガーデンテラス紀尾井町」に変更した。ロゴマークは、家紋をイメージした3つのエレメントで構成され、「緑」が豊かな自然環境、「赤」が成熟した文化や人々の交差、「青」が濠の水面と積み重なった歴史をイメージしている。

 同日記者会見した西武ホールディングス取締役社長の後藤高志氏は「西武グループにおいて、当プロジェクトはグループの総力を結集させた企業価値向上につながる重要なプロジェクト。東京の中心で新たな魅力を創出したい」などと抱負を述べた。

 なお、オフィスの20区画はヤフー社の入居が決まっており、残り4区画も多くの企業から引き合いがあるとしている。商業施設にはレストランやスーパーといった35店舗のテナントが決定している。賃貸住宅は1LDK~4LDKの間取りを用意し、さまざまな世代を呼び込む方針。

 オフィスの賃料および賃貸住宅の家賃や入居者募集開始時期などは未定。全体開業は2016年夏を予定。

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