不動産ニュース / 調査・統計データ

2015/9/17

首都圏の分譲マンション賃料、東京都で3ヵ月連続の上昇/東京カンテイ調査

 (株)東京カンテイは17日、2015年8月の三大都市圏・主要都市別分譲マンション賃料月別推移を発表した。分譲マンションが賃貸された場合の募集賃料を、1平方メートル当たりに換算して算出したもの。

 同月の首都圏分譲マンション賃料は、平均で2,590円(前月比変化なし)と横ばいを継続した。都道府県別では、東京都が3,177円(同1.0%上昇)と3ヵ月連続の上昇に。千葉県でも1,525円(同1.3%上昇)と強含んだ。一方、平均築年数がやや進んだ影響から、神奈川県は2,024円(同1.1%下落)、埼玉県は1,581円(同0.8%下落)と下落。直近1年間において賃料水準が高まった東京都に対し、周辺3県ではおおむね安定的な推移を示している。
 
 近畿圏は、主要エリアで引き続き大きく下落したため、1,760円(同1.5%下落)と3ヵ月連続で下落。直近1年間で最も低い賃料水準となった。大阪府は1,851円(同1.9%下落)と、4月以降下落傾向で推移。兵庫県でも1,625円(同1.2%下落)と今年最低値(1,633円)を下回った。

 中部圏は1,554円(同1.6%下落)、愛知県でも1,574円(同1.8%下落)と6ヵ月ぶりに1,600円を割り込んだ。

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年6月号
本業に意外な効果!?不動産事業者のサイドビジネス
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/5/1

「海外トピックス」を更新しました。

Vol.428 クアラルンプールにはなぜこんなにショッピングモールがあるのか【マレーシア】」を更新しました。

熱帯気候のマレーシア、クアラルンプールの人々が日中集まるのがショッピングモール。暑さ、湿度、雨などに煩わしい思いをすることなく、朝から晩まで過ごすことのできるショッピングモールは住民にとってなくてはならない存在のようです。こうした背景から、中間層以上にむけた都市開発の根幹とされることも多いそうです。しかし、中には問題もあるようで…続きは記事をご覧ください☆