住友林業(株)とNTT都市開発(株)は17日、オーストラリア・メルボルン近郊において、共同事業第2弾となる宅地開発分譲を開始したと発表した。
両社は、豪州現地法人Sumitomo Forestry Australia Pty Limited(住友林業100%子会社、以下、SFAU社)およびUD Australia Pty Limited(NTT都市開発100 %子会社、以下、UDA社) を通じ、共同で宅地開発会社アナデールデベロップメントパートナーズを設立、用地を取得し事業を推進している。
開発地は、メルボルン中心部(CBD)の北側約35km、ヒューム都市開発エリアに位置。なお、同事業の総開発面積は103.98ha(1,178区画)で、そのうち売主によって既に販売が完了している7.27ha(113区画)を除く、96.71ha(未開発部分を含む1,065区画)の事業をAnnadaleプロジェクトとして承継する。
同エリアは、既に開発が進んだ人気の高い住宅地であるクレイギーバーン地区に近接する新興開発地域。であり、メルボルン中心部や空港への交通利便性も高く、発展が期待できる住宅地。
両社は今後、同事業を通じて、豪州における事業基盤の強化、住宅開発事業のノウハウのさらなる蓄積を図り、海外事業を拡大していく。