(株)東急ホームズは20日、横浜市西区の総合住宅展示場で、10日に発売した新商品「ミルクリーク・マスターズ・アーバニー」のモデルハウス見学会を行なった。
同社にとって2年半ぶりの新商品。米国・ニューヨークやボストンのダウンタウンに建つヴィンテージ建築をモチーフに、内外装にエイジング加工を施したことが最大の特徴。新築ながら「使い込まれた愛着」をユーザーに持たせる。
ユーザーに愛着を持たせるための工夫を内外に採用。外装は、レンガ調の外壁パネルに職人が手仕事で塗装し、長く使い込まれた住宅の外壁の雰囲気を演出した。また、内装にも巾木やドア、窓枠などに無垢材を使用し、エイジング塗装を施す。また、全開放サッシや吹き抜けを通して光や風を室内に採り入れる。
ターゲットは30歳代後半から40歳代の女性。同社ミルクリーク事業本部営業企画部商品開発課課長・佐藤 崇氏は、「良いものを長く使い続けるという考え方を持つ方に向けて訴求していく」と語った。
販売坪単価は約90万円から。年間30棟程度の販売を見込む。