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2015/10/22

加盟店拡大優先で、直営店閉店も視野に/ハウスドゥ全国FC大会

「加盟店フォローを最優先に考えていく」と述べる安藤氏
「加盟店フォローを最優先に考えていく」と述べる安藤氏

 (株)ハウスドゥ(東京都千代田区、代表取締役:安藤正弘氏)は21日、同社が展開する売買仲介のフランチャイズネットワーク加盟店向けの第9回全国FC大会を、東京ベイ舞浜ホテル クラブリゾート(千葉県浦安市)で開催。1,060人が参加した。

 10月時点で全国の加盟店舗数は324店舗(前回比49舗増)。2015年6月期は、売上高145億7,300万円(前期比9.5%増)、経常利益5億1,300万円(同150.6%増)、当期純利益3億5,300万円(同127.0%増)を達成した。3月の東京証券取引所マザーズ上場により、加盟希望店数が2倍に増加。また契約までの期間が短縮されているという。

 今後は国内1,000店舗、アジア4万店舗を目標に、加盟店拡大、加盟店向けの人材育成やビジネスモデル開発を進めていくとした。すでに実施している「ハウス・リースバック」のほか、空き家対策や相続関係のビジネス手法を提案していく。安藤氏は「加盟店フォローを最重要事項とし、そのためなら直営店閉店も視野に入れていく」と述べた。
 その他、同氏は本部が推進する仲介と買取再販ビジネスの両立方法やエリア密着営業の重要性、囲い込み問題への考え方などについても説明した。

 安藤氏は「当FC本部は自ら宅建免許を取得し、実務経験を生かして直接ノウハウを教えていく唯一の体制を持っている。加盟店皆さんの一人ひとりの成長によって、FCチェーンを拡大し業界の変革につなげていきたい」と述べた。

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