不動産ニュース

2015/10/29

新築戸建ての成約価格、前年同月比5ヵ月連続で増加/アットホーム調査

 不動産情報サービスのアットホーム(株)は29日、同社のネットワークにおける2015年9月期の首都圏新築戸建て・中古マンションの登録価格、および成約価格データを発表した。対象は、登録物件が新築戸建て8,348件、中古マンション910件。成約件数が新築戸建て1,978件、中古マンション544件。

 新築戸建ての平均登録価格は、首都圏平均で1戸当たり3,389万円(前年同月比0.7%上昇)と、3ヵ月連続のプラス。成約価格は3,279万円(同1.6%上昇)で、5ヵ月連続のプラスとなった。東京都下は再びの下落となったが、東京23区・埼玉県・千葉県が前年同月比で5ヵ月連続、神奈川県が同3ヵ月連続で上昇した。

 中古マンションの平均登録価格は、首都圏平均で1戸当たり2,414万円(同8.4%上昇)と、7ヵ月連続のプラス。一方、成約価格は2,282万円(同3.3%下落)と、1年9ヵ月ぶりのマイナスに。前年の大幅上昇(13.3%上昇)の反動によるもので、前年に18.1%上昇していた東京23区では、同3.0%の下落となった。需給のずれも顕著となっており、中古マンションの上昇傾向に一服感が出ているとした。

 なお、1平方メートル当たりの成約価格は39万4,900円(同1.6%上昇)と、10ヵ月連続のプラスとなった。

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