不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2015/11/6

入居率向上により黒字定着、営利約7割増/レオパレス21 16年3月期第2四半期決算

 (株)レオパレス21は6日、2016年3月期第2四半期決算を発表した。

 当期(15年4月1日~9月30日)は、連結売上高2,523億1,600万円(前年同期比8.3%増)、営業利益104億100万円(同70.9%増)、経常利益96億4,500万円(同73.9%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益82億1,100万円(同62.1%増)。

 主力の賃貸事業は、入居率向上により安定的に黒字化。当期末の入居率は87.70%(同1.37ポイント増)、期中平均入居率は87.56%(同1.60ポイント増)となった。また、直営拠点・FC・協力不動産業者の店舗網を活用した入居者確保や、部屋のカスタマイズ・ホームセキュリティ装備など入居者向けサービスを拡充。長期入居促進、法人営業のさらなる強化、留学生の取り込み、管理コスト削減等も図り、売上高2,035億9,700万円(同3.1%増)、営業利益122億1,200万円(同27.7%増)を計上した。

 建築請負事業は、高い入居率が見込める都市部へのアパート供給、耐震性・遮音性等に優れた商品の投入、高齢者施設・商業施設・注文住宅等の土地活用ニーズに対応できる建築バリエーションの拡大等を実施。期末の受注残高は651億9,200万円(同13.6%増)に。売上高は353億4,400万円(同43.4%増)、営業利益は3億9,100万円(前年同期:営業損失13億7,400万円)となった。

 なお通期については、連結売上高5,250億円、営業利益195億円、経常利益180億円、親会社に帰属する当期純利益160億円を見込む。

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