スターツコーポレーション(株)は9日、2016年3月期第2四半期決算を発表した。
当期(15年4月1日~9月30日)の連結売上高は809億9,100万円(同19.1%増)、営業利益は88億5,800万円(同17.8%増)、経常利益は87億8,900万円(同18.8%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は55億8,600万円(同20.1%減)となった。
ストックビジネスを地域密着でさらに拡充させ、ワンストップで顧客にサービス提供するとともに、法人との取引基盤の拡大も図りながら、景気に左右されない安定収益基盤づくりに注力した。
セグメント別では、建設事業において、相続対策をはじめとする資産承継および運用コンサルティングと賃貸住宅、商業ビル、高齢者福祉施設等の土地有効活用提案を実施。また、独自の研究・開発に基づき「免震構造の建物」で特許を取得。累計受注棟数は346棟となった。売上高は216億6,800万円(同8.6%減)となり、大型施設の工事進捗および施工体制の強化に伴う人件費の増加等により営業利益は21億7,500万円(同26.9%減)となった。当期受注残高は215億9,100万円(同5.5%減)、受注残高は731億6,300万円(同3.0%増)。
賃貸仲介事業では、グル-プの不動産管理物件数の増加に伴い、仲介手数料および更新手数料が堅調に推移した結果、売上高は24億8,500万円(同4.8%増)に。一方、接客サービス向上等の目的で人員体制の強化を図ったことにより営業利益は3億5,100万円(同17.2%減)となった。
通期は売上高1,620億円、営業利益170億円、経常利益165億円、当期純利益94億円を見込んでいる。