不動産ニュース / 調査・統計データ

2015/11/13

親世帯と近居するメリット、1位は「孫の成長を見せられる」/UR都市機構

 (独)都市再生機構(UR都市機構)は12日、「子育て世代に聞く 親世帯との同居・近居に関する調査」結果を発表した。

 15日の「家族の日」に合わせ、インターネットによる調査を実施、調査期間は8月12~13日。調査対象は、親世帯と同居しており、15歳以下の子を持つ五大都市圏の20~49歳の男女412名と、親世帯と近居(親世帯と子世帯が車や電車で1時間以内の距離に居住)しており、15歳以下の子を持つ五大都市圏の20~49歳の男女412名。

 同居・近居を始めたきっかけは、「結婚」が最多。年代別にみると、特に20歳代の近居者が72.7%を占め、若い世代が結婚を機に近居をすることが分かった。そのほかのきっかけは、「住宅購入」「出産」「経済問題」など。

 同居・近居のメリットについては、「子供の緊急時に(親世帯に)対応してもらえる」が55.6%でトップに。近居者は、「孫の成長を見せられる」が59.0%を占めた。そのほか、「不在時のサポートをお願いできる」「家事の負担が減る」「経済的に支援してもらえる」などが挙がった。

 子供世帯が親世帯に期待していることは、「子供の緊急時に対応してもらえる」が同居者(50.7%)、近居者(50.0%)ともに最多。2位は「不在時のサポート」(同居者35.2%、近居者29.1%)。3位は、同居者が「家事の支援」(31.3%)、近居者が「子供の教育の支援」(22.1%)となった。

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年11月号
再注目の民泊。市場動向、運営上の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/10/1

「海外トピックス」を更新しました。

vol.433 世界遺産都市マラッカの医療ツーリズム環境【マレーシア】」を更新しました。

医療を目的に渡航する「医療ツーリズム」。マレーシアは近年、その医療ツーリズムの拠点として成長を遂げています。今回は、歴史的街区が有名な国際観光地マラッカの病院を取材。多くの医療ツーリストを受け入れている環境について探りました。…続きは記事をご覧ください☆