不動産ニュース / その他

2015/11/25

旭化成建材、杭工事の全調査完了。データ流用は360件に

 旭化成(株)は24日、子会社の旭化成建材(株)による杭工事実績3,052件に関するすべての調査結果を国土交通省に報告した。調査対象物件3,040件に、対象から漏れていた12件を追加した。

 調査対象物件のうち、杭の施工データが存在しない、物件消失等によりデータが確認できなかった188件を除いた2,864件(杭本数14万2,539件)のうち、360件・総本数2万6,351本のうち2,382本において、データの流用等が確認された。電流計データの流用は266件、流量計データの流用が144件、重複流用が50件だった。

 同社からの報告を受けた、国土交通大臣の石井啓一氏は「これほど多くのデータ流用が行なわれていたことは極めて遺憾」とし、早急な安全性の確認を同社に指示したことに加え、「対策委員会での安全性の確認方法等の議論を通じ、データ流用等の本質を見極め、再発防止策を打ち出していく」とコメントした。

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