(株)リロ・ホールディングは3日、米国子会社Relo Redac Inc.(米国ニューヨーク州、代表取締役社長:七原 肇氏)を通じ、健康診断パッケージサービス「トーランス宿泊ドック」の提供を開始したとを発表した。
海外駐在員の定期健康診断受診は、企業の福利厚生の一環として定着している一方、駐在員を一時帰国させて日本国内で受診させることは、渡航費の支払いや不在中の業務効率低下などの負担が大きい。また、現地の健康診断は日本と診断項目が異なり、勤務地によって費用負担額の格差が生じることも課題となっていた。
同サービスでは、主に日系企業の北米および中南米駐在赴任者を対象に、同社が米国カリフォルニア州トーランス市で運営する日本語対応ホテルの「REDAC GATEWAY HOTEL」を宿泊先とし、提携する医療機関で日本人医師の対応もしくは日本語通訳サポート付きで日本人向け専用受診内容での健康診断(半日程度)を提供する。
健診前後の同ホテルので宿泊(基本パッケージ2泊3日、日本食の朝食付き)、提携病院や近隣レストラン、商業施設とホテル間の送迎などのサービスを提供することで、受診者の渡航時間短縮やストレス軽減、日系企業が負担する経費の削減を図る。
検査費は成人コースの場合で720ドル(税別)から。宿泊費は1泊119ドル(税別)。