ソニー生命保険(株)は7日、「47都道府県別 生活意識調査2015」を公表した。11月9~16日、全国の20~59歳の男女を対象にインターネット調査したもので、有効回答数は2,350サンプル。
できるだけお金をかけたいと思うものについて、「住宅にお金をかけたい」という回答は全国平均で10.9%。全国で最も多かったのは奈良県で22.0%、次いで茨城県と富山県が18.0%となった。現在の住まいが持ち家である1,396人対して、購入額を聞いたところ、全国平均は2,336万円。地域別では、北海道・東北2,092万円、関東2,710万円、北陸・甲信越2,276万円、東海2,531万円、近畿2,629万円、中国・四国2,278万円、九州・沖縄1,996万円となった。
また、住宅を選ぶ際の譲れないポイントについても調査。「戸建てであること」を重視するのは岩手県で、48.0%が回答。次いで秋田県と石川県が44.0%で続いた。「耐震性能」を重視するのは、静岡県46.0%、愛知県40.0%、福島県と高知県が36.0%と、地震の可能性が叫ばれている都道府県が上位に並んだ。「広さ」を重視するのは宮崎県が32.0%、次いで神奈川県や滋賀県などが30.0%で並んだ。