フジ住宅(株)は8日、同社の100%子会社であるフジ・アメニティサービス(株)が、新たに賃貸マンション管理システム構築に係る開発を開始すると発表した。
フジ・アメニティサービスの管理戸数が増加していることに加え、サービス付き高齢者向け住宅の管理戸数も増加し事業範囲が拡大していることから、ITを駆使することでユーザーに対しスピーディーな対応をしていくことを目的としている。(株)アグレックスが開発協力をする。
新システムは、社内の基幹システムと連携し、物件や設備等に関する情報を共有。仲介会社や設備会社、介護事業者等ともインターネットを介して情報共有し、それぞれの業務をスピーディに進めていく。
また、これまで蓄積してきた賃貸管理の実績データを活用し、統計データ等の公開データや、市場データ等と統合することで、データを分析。賃料相場予想や資産価値の測定等に活用していく。
開発期間に約3年、投資額約3億円をかける意向で、その間減価償却費が発生するものの、各事業年度における業績に与える影響は軽微としている。