不動産ニュース / その他

2015/12/16

札幌の大通エステートが倒産。負債は38億円

 (株)大通エステート(札幌市中央区、代表:杉本里子氏、資本金5,500万円)はこのほど、札幌地裁より破産手続き開始決定を受けた。

 同社は1959年に設立。マンションやアパートなど不動産売買のほか、自社ブランドの賃貸マンションの運営などを手掛け、2007年9月期には売上高21億900万円を計上。その後もビジネスホテルを買収するなどしていたが、主な資金調達先であった金融機関が破綻し、資金調達が難しくなり業容縮小を余儀なくされた。11年9月期には売上高が7億3,000万円まで減少。在庫売却損などもあり最終赤字も3億8,500万円まで膨らんでいた。
 12年にそれまでの相愛土地(株)から社名変更し、借入金の軽減に向けて不動産売却を進めていたが、業況が回復せず、15年8月に債権者から破産を申し立てられていた。

 負債総額は38億2,362万円。

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