不動産ニュース / 調査・統計データ

2016/1/8

首都圏の新築小規模一戸建て、2ヵ月連続で上昇/東京カンテイ

 東京カンテイは7日、2015年12月の主要都市圏・主要都市別の新築小規模一戸建て住宅平均価格動向をまとめた。調査対象は、敷地面積50平方メートル以上100平方メートル未満、最寄り駅から徒歩30分以内かバス20分以内、木造で、土地・建物ともに所有権の物件。

 首都圏の新築小規模一戸建ての平均価格は3,948万円(前月比3.1%上昇)と2ヵ月連続で上昇した。土地面積が100~300平方メートルの新築一戸建て住宅の平均価格3,389万円より、16.5%高額となっている。
 都県別では、東京都が4,876万円(同1.7%上昇)、神奈川県は3,758万円(同1.7%上昇)、埼玉県は3,148万円(同2.5%上昇)と上昇した。千葉県は3,183万円(同変わらず)。

 近畿圏の平均価格は2,983万円(同1.6%上昇)と反転上昇。大阪府は2,941万円(同1.6%上昇)、兵庫県は3,247万円(同1.8%上昇)、京都府は3,049万円(同0.6%上昇)といずれも上昇した。

 中部圏は3,208万円(同0.1%上昇)と上昇。愛知県は3,293万円(同0.1%上昇)と小幅ながら2ヵ月連続での上昇となった。

 主要都市別では、東京23区が5,637万円(同3.2%上昇)と2ヵ月連続、東京都下は3,894万円(同0.8%上昇)と小幅ながら4ヵ月連続で上昇。横浜市は3,807万円(同3.1%上昇)と反転上昇した。大阪市は3,297万円(同0.1%下落)とおおむね横ばいに。京都市は3,229万円(同0.6%上昇)と2ヵ月ぶりに上昇した。一方、名古屋市は3,571万円(同0.8%下落)と下落に転じた。

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