高齢者住宅経営者連絡協議会(高経協)は、「リビング・オブ・ザ・イヤー2016」の募集要項を発表した。
「リビング・オブ・ザ・イヤー」とは、国内の有料老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅、グループホーム、特別養護老人ホーム、介護老人保健施設、ケアハウス、分譲型ケア付きマンションの中から、高齢者が安全に尊厳ある暮らしができ、スマートハウス化も含めた生活空間・各種サービスで最も優れた高齢者住宅を選定。開発・運営事業者を表彰している。14年に第1回を開催し、今回が3回目。
運営開始時期やジャンルは問わず、すべての高齢者住宅でエントリーが可能(ただし過去にファイナリストに選考された実績のあるホームは対象外)。
なお、今回はエントリー部門を新設しており、「(1)介護看護サービス部門(優れた看取り・認知症ケア・身体介護看護を行なっている)」「(2)医療・地域連携部門(医療機関と密接に連携し、地域とのかかわりを積極的に深め地域の拠点となっている)」「(3)食事サービス部門(食事の提供に工夫を凝らし、入居者の状態にあった食事を提供している)」「(4)コストパフォーマンス部門(提供するすべてのサービスとその対価のバランスがとれている)」「(5)介護ロボット活用部門(IT・ロボット介護機器の開発や導入を積極的に行なって成果を出している)」「(6)職員研修教育部門(職員全般にわたって、有効な研修教育を行なっており、具体的な成果を挙げている)」「(7)入居者の活動と参加部門(入居者が、積極的に自発的に運営や地域活動に参加している)」の全部門において、1法人1ホームのエントリーが可能。ただし同一ホームの複数部門へのエントリーは不可となっている。
16年1月よりエントリーを受け付ける。締め切りは4月30日(当日消印有効)。エントリーフィーは1法人1ホームまで無料。2ホーム目以降は1ホームにつき1万円。
審査の流れは、1次・2次審査を経て部門最優秀賞7ホームを公表、10月もしくは11月に最終審査である「公開プレゼン」を実施し、大賞を決定する。
エントリーシートやその他詳細については、近日ホームページに掲載予定。