不動産ニュース

2016/1/25

「木造ハウジングコーディネーター」230名が合格、累計3,432名に/木住協

「技術を高め、お客さまとの信頼関係を深めていただくことで、木造住宅そのものの信頼も高まる」などと述べる松川専務理事
「技術を高め、お客さまとの信頼関係を深めていただくことで、木造住宅そのものの信頼も高まる」などと述べる松川専務理事
表彰式の様子
表彰式の様子

 (一社)日本木造住宅産業協会は25日、同協会(東京都港区)にて、平成27年度「木造ハウジングコーディネーター」資格試験(2015年12月9日実施)の成績優秀者表彰式を開催した。

 同資格は、顧客に的確なアドバイスができる専門知識を保持していることを認定し、木造住宅業界の発展に貢献する人材育成を目的に創設されたもの。今年で15回目の開催となる。
 事前に講習会を実施し、試験では営業編・技術編各200問を出題した。今回は、全国4会場(東京、大阪、名古屋、福岡)で試験を開催。受験者276名うち230名が合格した。400点満点で合格点は290点以上、平均点は321点。初回からの累計資格者は3,432名となった。
 本日の表彰式では、成績優秀者5名が表彰された。なお今回の第1位は398点。

 冒頭に挨拶した木住協専務理事・松川隆行氏は、「お客さまに直接接する営業の方々に、技術を高め、お客さまとの信頼関係を深めていただくことで、木造住宅そのものの信頼も高まる。また、お客さまの望む木造住宅をつくることにも通じる。今後も資格取得者増に向け、がんばって推進していく」などと述べた。また、松川氏は15年12月に専務理事に就任しており、今後について「より良質な木造住宅の供給を図ることが一番大事なことだと思っている。加えてリフォームの推進や、住宅だけでなく中大規模建築など、木造建築の可能性を高め、鉄筋コンクリート、鉄骨造が当たり前だった分野で木造のシェアを伸ばしていきたい」などと、抱負を語った。

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