不動産ニュース / 調査・統計データ

2016/1/26

東京主要5区の空室率、8ヵ月連続の改善/ビルディング企画調査

 (株)ビルディング企画はこのほど、2015年12月度の東京主要5区(千代田区、中央区、港区、新宿区、渋谷区)のオフィス市況調査をまとめた。

 平均空室率(基準階床面積100坪以上)は4.14%(前月比.02ポイント低下)と、8ヵ月連続で改善した。

 最も空室率が改善したのは新宿区で、2.81%(同0.81ポイント低下)。大規模ビルの成約が進み、大きく低下した。このほか、中央区が5.30%(同0.04ポイント低下)、千代田区は3.41%(同0.09ポイント上昇)、港区は5.24%(同0.14ポイント上昇)、渋谷区は2.78%(同0.35ポイント上昇)となった。

 1坪当たりの推定成約賃料(基準階面積100~300坪未満)は、1万8,496円(同225円上昇)となり、12年3月以来の高値で推移いている。区別では新宿区が値上がりした以外は小幅に下落している。

 なお、新築ビルの空室率は23.65%(同1.51ポイント上昇)、指定成約賃料は3万2,484円(同19円下落)。

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