不動産ニュース / その他

2016/1/27

大阪の2つの共同住宅が「おおさか優良緑化賞」受賞/大京他

「ミリカ・テラス」外観
「ミリカ・テラス」外観
「ライオンズ茨木ニューシティA街区」外観
「ライオンズ茨木ニューシティA街区」外観

 (株)大京、東京建物(株)、関電不動産(株)、(株)長谷工コーポレーション、新日鉄興和不動産(株)は27日、共同で推進し2015年に竣工した「ミリカ・テラス」(大阪府吹田市、総戸数、651戸)が大阪府主催の「おおさか優良緑化賞」において大阪府知事賞を受賞したと発表した。

 「おおさか優良緑化賞」は、大阪府自然環境保全条例等に基づきなされた緑化のうち、府内の都市環境の改善に貢献する緑化や、都市の魅力向上に資する緑化、新たな緑化手法のモデルとなる緑化等、特に優れた取組みに対し顕彰する制度。

 「ミリカテラス」は、「森緑都市」をコンセプトに毎日放送千里丘放送センター跡地に建設された、緑との共存を目指した「ミリカの丘構想」のセカンドプロジェクト。敷地面積2万7,016.03平方メートル。I街区(敷地面積3,064.45平方メートル、鉄筋コンクリート造地上12階建て)、II街区(同1万1,750.83平方メートル、鉄筋コンクリート造地上15階地下1階建て)、III街区(同1万2,200.75平方メートル、鉄筋コンクリート造地上15階地下1階建て)から成る共同住宅。

 既存樹木保存など千里丘の原風景の保存、建築物や周辺環境とのバランス・調和への配慮、ミリカ・ヒルズと一体的に計画された緑化空間、自然環境・生物多様性へ配慮している。緑化率は27.69%。

 また、大京、オリックス、関電不動産が共同で推進し、14年竣工の「ライオンズ茨木ニューシティA街区」(大阪府茨木市、総戸数192戸)も、同賞において「奨励賞」を受賞した。

 「ライオンズ茨城ニューシティA街区」は、18年春に開業予定の新駅JR「(仮称)総持寺」と一体的に開発された「茨木未来の街」に位置。敷地面積5,268.93平方メートル、鉄筋コンクリート造14階建ての共同住宅。住宅等を3街区に分けて建設し、新駅までのアクセス道路および公園や駅前広場を整備。周辺地域へのみどりの提供、新駅へのアプローチとなる歩道景観、緑視効果を高める工夫、地域との調和を図る植栽計画などに注力している。緑化率は20.03%。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年7月号
定住・関係人口増加で空き家も活用?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/6/5

「月刊不動産流通2025年7月号」発売中!

「月刊不動産流通2025年7月号」が好評発売中です。購入はショップサイトから。
特集は、「事業者・自治体がリード!二地域居住」。
近年人口減少により地域の活力が失われていくという危機感を持ち、活気を取り戻すために二地域居住を促進させている地域が多くあります。今回は、そんな二地域居住に積極的に取り組んでいる事業者を取材。具体的な事例やその狙い、実際に表れている効果なども紹介しています。