不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2016/2/1

全セグメントで増収増益。最終益は過去最高を更新/野村不HD16年3月期第3四半期決算

 野村不動産ホールティングス(株)は1月29日、2016年3月期第3四半期決算を発表した。

 当期(15年4月1日~12月31日)は、連結売上高3,807億4,900万円(前年同期比8.0%増)、営業利益530億4,800万円(同31.2%増)、経常利益471億3,100万円(同40.4%増)、四半期純利益284億3,100万円(同70.5%増)と、増収増益達成。最終利益は第3四半期累計としては過去最高を更新した。

 住宅事業セグメントは、マンション・戸建てを合わせた計上戸数は3,785戸(同447戸減)と減少したものの、都心大型物件の計上などから販売価格および利益率が上昇。売上高2,169億3,400万円(同5.4%増)、営業利益191億4,300万円(同21.8%増)。なお通期の売り上げ計上予定戸数6,150戸に対する進捗率は、94.8%。

 賃貸事業セグメントは、「浜松町ビルディング」(東京都港区)のテナントリーシングが順調に推移したこと、野村不動産マスターファンド投資法人への物件売却などから、売上高770億8,900万円(同15.0%増)、営業利益231億7,400万円(同31.8%増)。
 資産運用セグメントは売上高92億7,500万円(同34.9%増)、営業利益66億1,200万円(同89.3%増)となり、全セグメントで増収増益達成となった。

 通期は、連結売上高5,750億円、営業利益760億円、経常利益670億円、当期純利益400億円を見込んでいる。

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