不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2016/2/3

不動産事業、マンションを売上計上等で増収/京浜急行電鉄16年3月期第3四半期決算

 京浜急行電鉄(株)は5日、2016年3月期第3四半期決算を発表した。

 当期(15年4月1日~12月31日)の連結経営成績は、営業収益2,287億1,000万円(前年同期比2.6%減)、営業利益261億7,800万円(同37.6%増)、経常利益232億2,500万円(同53.4%増)、親会社株式に帰属する当期純利益153億6,800万円(同60.2%増)。

 不動産事業は、不動産販売業で、分譲マンション「リヴァリエB棟」、「オーベルグランディオ横浜鶴見アリーナテラス・コンフォートテラス」、「ザ・タワー横須賀中央」の売り上げを計上したほか、「リヴァリエC棟」、「オーベルグランディオ横浜鶴見ブリーズテラス」、「プライム横浜屏風浦」の販売を行なった。不動産賃貸業では、「品川」駅周辺に立地するオフィスビルなどで、高稼働率の維持に努めた。また、「京急蒲田」駅付近連続立体交差事業により創出された鉄道高架下を活用し、全30店舗からなる京急蒲田駅直結の商業施設「ウィングキッチン京急蒲田」を開業。さらに、同社子会社である京急開発(株)では、羽田空港等に好アクセスな立地を活かした「平和島物流センタ」が好調に推移した。
 その結果、営業収益は255億4,600万円(同15.0%増)、営業利益は14億8,900万円(前年同期:営業損失15億3,400万円)となった。

 通期では、連結営業収益3,130億円、営業利益285億円、経常利益235億円、親会社株式に帰属する当期純利益130億円を見込む。

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年9月号
アクティブシニアの最新住宅ニーズ!
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/7/5

「月刊不動産流通2025年8月号」発売中!

月刊不動産流通研究所2025年8月号」が発売となりました!
特集は、「今こそ! リスキリング」。社会が目まぐるしく変化する中で、不動産事業者も取り巻く環境に適応するためのスキルアップが不可欠です。本特集では、新たな課題への対応や業績向上に向け社員の「リスキリング」支援に取り組む事業者に着目。その狙いや取り組み、効果を紹介します。