不動産ニュース / 開発・分譲

2016/2/16

所沢駅東口に駅ビル。120店舗が出店/西武HD

「所沢東口駅ビル計画」外観(西口方面から望む)
「所沢東口駅ビル計画」外観(西口方面から望む)

 (株)西武ホールディングスは15日、検討を進めていた「所沢駅東口駅ビル」計画」の事業内容を発表した。

 同事業は、既存の駅舎と商業施設「エミオ所沢」を活かしつつ、新たに線路上空と東口社有地に加え、既存の店舗などを解体した敷地を活用。線路上空に地上3階て、東口に地上5階建ての、東西を一体化した駅舎と複合施設を開発するもの。敷地面積は約3万9,400平方メートル、延床面積は約11万6,000平方メートル、鉄骨造地上5階地下2階建て。

 店舗面積は約1万8,500平方メートルで、1~4階が店舗。生鮮食品やグロサリーに加え、所沢市民の生活をサポートするサービス、アパレル・ファッション、カフェ・レストランなど約120店舗が出店する。駐車場は4・5・屋上階に設置し、駅周辺の道路渋滞防止のため2ヵ所の出入口を設置する予定。防災備蓄倉庫や非常用電源の導入、災害時における帰宅困難者の受け入れスペースも確保する。

 新たな駅施設については、東口駅ビル商業施設と直接出入りできる改札を新設。所沢の新たなエリアへの玄関口として、南側にも新改札を設置する。また、現在の駅通路に加え、新改札周辺に東西方面・南北方面へと行き来できる駅通路を設け、まちの回遊性向上に貢献する。

 東口側の商業施設と商業施設へ直接出入りできる新たな改札を2018年春頃、線路上空の商業店舗等と南側の新改札を20年夏頃に開業する予定。なお、今後は住友商事(株)と同事業を推進していく。

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