住友林業(株)は15日、宮城県東松島市の防災避難施設を着工した。
木造2階建て、延床面積832.3平方メートル。東松島市の本庁舎敷地内で開発し平時には会議、研修などのスペースとして活用し、災害発生時には避難者の受け入れ、炊き出し、支援物資の保管などに使用する。
同社のオリジナル構法であるBF構法を用いることで大空間を創出。可動式の間仕切りを設置すれば、プライバシー空間を実現することもできる。
マネジメント非常時対応として、停電時も自立運転し、照明の使用も可能にする非常用発電付きガスエンジン・ヒートポンプ・エアコンマンホールトイレ、一部トイレに利用できる雨水貯留施設なども導入する。
竣工は8月末の予定。