不動産ニュース / イベント・セミナー

2016/2/19

「アークヒルズ」開業30周年記念し、イノベーション拠点等をオープン/森ビル

 森ビル(株)は、「アークヒルズ」(東京都港区)が、3月31日に開業30周年を迎えるにあたって、イノベーション拠点のオープン等、各種特別企画を展開していく。

 民間による初の大規模市街地再開発事業として1986年に竣工。「職住近接」「都市と自然との共生」「文化発信」など、同社の都市づくりの理念「ヴァーティカル・ガーデンシティ(立体緑園都市)」を具現化したプロジェクトで、同社では“ヒルズ”シリーズの原点と位置付けている。

 今回、30周年を機に、未来のイノベーション拠点となる3つの新しい施設を開設。クリエイターやデザイナーがイノベーションに繋がるプロトタイピングを行なう拠点「TechShop Tokyo」、ベンチャーキャピタリストを中心としたイノベーター達が集うビジネスクリエーション拠点「KaleidoWorks」、テクノロジーとカルチャーが融合した「新しい都市生活」をめぐるリサーチ・教育・実験・実行の場「WIRED Lab.」を設置する。

 また、近年、周辺のファミリー世帯の居住人口の増加や学外学習に対するニーズの高まりがあることから、ファミリー層をターゲットとした新たなコミュニティづくり「アークヒルズ キッズコミュニティBASE」をスタート。「アークガーデン」や「アーク・カラヤン広場」などを会場としてワークショップなどを行なっていく。

 その他、アークヒルズのメインゲートであるアーク森ビルのエントランスロビーおよび車寄せのリニューアル工事を実施。商業ゾーンにおいても、エントランスロビーに隣接するスターバックスをリニューアルするほか、新業態を含む飲食店舗を新たにオープンさせる。アークヒルズを会場とした各種イベントも上半期を通して随時開催していく予定。

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。