ラサール不動産投資顧問(株)は22日、オフィスビル「山口ビル7」(東京都台東区)の信託受益権を取得したと発表した。
同社は、優良不動産に代表されるコア不動産の価格が高水準にある中、物件の立地性、グレード、築年数などにおいてコア不動産よりも見劣りするものの、コア不動産に近い安定インカムを生み、利回りが高い不動産への配分を増やすことができる「Close-to-Core(準コア)戦略」を展開している。同物件への投資は、この一環。
「山口ビル7」は、東京地下鉄日比谷線「仲御徒町」駅徒歩3分に立地。鉄筋コンクリート造地区屋根地下1階付13階建て。延床面積は約1万1,373平方メートル。竣工は1994年8月。
今後は共用部分の改修工事を予定しており、物件価値を高めていく方針。