不動産ニュース / 開発・分譲

2016/3/31

マレーシアで海外自社最大規模のSC開発/三井不動産

「(仮称)三井ショッピングパーク ららぽーとクアラルンプール」外観イメージ
「(仮称)三井ショッピングパーク ららぽーとクアラルンプール」外観イメージ

 三井不動産(株)は、シンガポール子会社(三井不動産アジア)を通じ、マレーシアの首都クアラルンプールで東南アジア初の「ららぽーと」となる「(仮称)三井ショッピングパーク ららぽーとクアラルンプール」の開発に着手する。28日、共同事業者と基本協定書を締結した。

 クアラルンプール中心市街地で推進する商業施設・オフィス・住宅・ホテル他で構成される大規模複合開発「ブキッ・ビンタン シティ センター プロジェクト(BBCプロジェクト)」の一環。プロジェクト出資会社と共に合弁会社を設立し、ららぽーとの開発・保有・運営を行なう。

 BBCプロジェクト全体の敷地面積は約7万8,500平方メートル。開発地はLRT、 KLモノレール「Hang Tuah」2路線結接駅に直結。2017年開通予定のMRT Sungai Bulah Kajang線「Merdeka」駅徒歩5分。地上5階地下4階建て。延床面積約13万平方メートル。店舗面積は約8万平方メートルで、同社海外商業施設では最大規模となる。

 マレーシア初のライフスタイル提案型として、テーマごとにゾーンを特定し、テーマに沿った店舗構成とする。テナントはハイエンドブランドから生活必需品まで幅広く約300店舗を揃える計画。着工は17年初旬、オープンは21年を予定。

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