不動産ニュース / その他

2016/4/1

デべ系では初。新会社設立し、小売電気事業者登録/野村不動産HD

 野村不動産ホールディングス(株)は1日、(株)ファミリーネット・ジャパン(FNJ)と共同で新会社「NFパワーサービス(株)」を設立。資源エネルギー庁から、小売電気事業者の登録を受けたと発表した。ディベロッパー系では初の小売電気事業者登録となる。

 野村不動産は2012年、マンション高圧一括受電サービスの仕組みとICTを融合した「enecoQ(エネコック)」をFNJと共同開発し、野村不動産が分譲する59物件・約5,600戸に導入したほか、14年には野村不動産パートナーズ(株)が管理する既築マンションにも高圧一括受電サービスを提供している。

 新会社は、これらのノウハウを生かし、高い需要予測モデルをもとに、電力調達を効率的に行なうことで、野村不動産パートナーズの提供する高圧一括受電サービスの料金メニューを拡充。入居者や管理組合のメリットのあるメニューを構築する。

 マンション全体で得られたメリットを管理組合の要望に合わせオーダーメイドで料金メニューで分配し、各住戸の電気代割引と管理費収支改善を両立させる。今後は、マンション高圧一括受電サービスの電力供給に加え、同社グループで保有・管理するオフィスビルや商業施設等向けの新たなエネルギーサービスの開発・拡充も図る。

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