不動産ニュース / その他

2016/4/8

「国際不動産面積測定基準」の日本語訳を作成/日本ビルヂング協会連合会

 (一社)日本ビルヂング協会連合会はこのほど、(公社)日本不動産鑑定士協会連合会、NPO法人日本不動産カウンセラー協会等と共同で、国際不動産面積測定基準(IPMS:International Property Measurement Standards)のオフィス版(以下、「IPMSオフィス」)の日本語訳を作成した。

 各国間でのオフィス面積は、測定の仕方や賃貸借契約面積に共用部をどう含めるかなどの問題によって最大24%もの開きがあり、透明性を持った統一の測定方法が求められていた。IPMSオフィスは、各国の不動産関係団体によって構成された国際不動産面積測定基準連合(IPMSC:International Property Measurement Standard Coalition)によって策定されたもの。2014年秋にオフィス面積の測定基準として承認された。

 日本語訳の策定に合わせ、従来国内基準での測定面積から、IPMSで測定した面積へと簡易に概数で変換(コンバージョン)する算定式「ビル協IPMS面積簡易算定表」も策定。いずれも同連合会ホームページ上で公表している。

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