不動産ニュース / 開発・分譲

2016/4/12

東京・板橋にICT見守りシステム導入の有料老人ホーム/住友林業グループ

「グランフォレスト ときわ台」外観
「グランフォレスト ときわ台」外観

 住友林業(株)のグループ会社で、有料老人ホームの運営を行なう(株)フィルケアは、ICTを活用した見守りシステムを導入した「グランフォレスト ときわ台」(東京都板橋区、定員数55名)を竣工。11月の開設に向け、入居募集を開始した。同社の有料老人ホームは11施設目、ICT見守りシステムの導入は初。

 同施設は、東武東上線「ときわ台」駅徒歩8分に位置。敷地面積約1,900平方メートル、延床面積約2,200平方メートル。

 ICT見守りシステムは、大阪市立大学医学部疲労医学教室と、大阪市大医学部発のメディカルITベンチャー・エコナビスタ(株)が共同開発した「ライフリズムナビ+Dr.」を、住友林業のICTを用いた高齢者見守りシステムの研究結果を基に新たにカスタマイズしたもの。

 複数のベッドセンサー、人感センサーによる情報と、室内温度などの環境計測データを合わせ、収集・分析。集計したデータは、施設のパソコンと施設職員のスマートフォンに配信し、入居者一人ひとりに合わせた見守りができる。希望する入居者家族には、日々データ化している入居者の健康状態を携帯電話に配信する。

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