不動産ニュース / 調査・統計データ

2016/4/14

首都圏住宅地・中古マンション価格共にプラス傾向続く/野村不アーバンネット調査

 野村不動産アーバンネット(株)は14日、2016年4月1日時点の首都圏「住宅地価格」「中古マンション価格」動向の調査結果を発表した。調査は四半期ごとに実施しているもので、調査地点は住宅地が153地点、中古マンションが233地点。

 四半期(1~3月)の住宅地価格変動率は、首都圏エリア平均で0.4%(前回0.5%)。エリアごとの平均変動率は、5半期連続して全エリアでプラスとなった。
 住宅地価格は、四半期比較では「値上がり」を示した地点が20.3%(前回19.1%)、「横ばい」が78.4%(同77.0%)と増加し、「値下がり」は1.3%(同3.9%)と減少。一方、中古マンション価格は、「横ばい」が76.0%(同71.7%)が増加し、「値上がり」が20.6%(同21.5%)、「値下がり」が3.4%(同6.9%)と減少した。

 年間ベース(14年4月~16年3月)の住宅価格変動率は、首都圏エリア平均で1.8%(同1.8%)と横ばいに。
 年間比較では、「横ばい」が45.1%(同41.4%)と増加し、「値上がり」が48.4%(同52.0%)、「値下がり」が6.5%(同6.6%)と減少。中古マンション価格変動率は、首都圏エリア平均で2.4%(同3.1%)。年間比較では、「値下がり」が10.7%(同8.2%)と増加、「値上がり」が52.8%(同53.6%)、「横ばい」が36.5%(同38.2%)と減少した。

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