不動産ニュース / 調査・統計データ

2016/4/28

建築物リフォーム工事、住宅の工事受注高は4%増にとどまる/国交省調査

 国土交通省は28日、2015年度上半期の建築物リフォーム・リニューアル調査結果を発表した。15年4月1日~9月30日に元請として受注した増築、改築、改装などの工事を対象に、受注高や各月最初に受注した個別工事内容などを建設会社に聞いた。

 調査期間中の建築物リフォーム・リニューアル工事の受注高は5兆9,894億円(前年同期比17.2%増)。このうち住宅は2兆796億円(同4.7%増)にとどまったが、非住宅は3兆9,098億円(同25.1%増)と大幅に増加した。

 住宅のリフォーム・リニューアル工事の受注件数は208万850件(同17.6%減)と大幅減に。目的は「劣化や壊れた部位の更新・修繕」が134万2,883件(同20.3%減)、「省エネルギー対策」が19万41件(同16.2%減)、「高齢者・身体障害者対応」が14万7,954件(同3.6%減)などとなった。

 住宅1件当たりの工事受注額は、一戸建て、共同住宅(専有部)とも「50万円未満」が最多となった。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年7月号
定住・関係人口増加で空き家も活用?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/6/5

「月刊不動産流通2025年7月号」発売中!

「月刊不動産流通2025年7月号」が好評発売中です。購入はショップサイトから。
特集は、「事業者・自治体がリード!二地域居住」。
近年人口減少により地域の活力が失われていくという危機感を持ち、活気を取り戻すために二地域居住を促進させている地域が多くあります。今回は、そんな二地域居住に積極的に取り組んでいる事業者を取材。具体的な事例やその狙い、実際に表れている効果なども紹介しています。